文章を補足する_括弧か※注か
文章を補足する、括弧か※注か
文章を補足するとき、どうやるか。
必要な手順や説明であれば本文であるべきで、そのまま文章を続ければ良い。
補足とは補うことであり主ではない。文書においては、本文より格が一段下がる。例えば文中の用語の説明や、操作に直接関係しないが知っておいたほうが良く、判断の役に立つことなどだ。格の下げ方には2つある。
1つは括弧を使い、もう1つは※注(こめちゅう)を使う。
括弧の使い方
括弧は直前の用語を、数語で短く補足するときに使う。
退会に関する返金依頼書(以下「返金依頼書」)を提出してください。
読み仮名に括弧(かっこ)を付ける。
提出期日(明日10時)を厳守してください。
ありがちな奇妙な表記としては、以下のパターンがあるがNGである。
~になります。(なんらかの説明文。)
括弧内に手順が書かれていたりするが論外である。文章で補足したいなら以下の※注を使う。
※注の使い方
※注は、直前の文または段落を文章で補足するときに使う。
以上の書類を明日までに提出してください。
※ 提出書類の詳細は1-2を参照。
振動が停止したら、緑のスイッチを解除する。
※ スイッチを解除すると、自動注水が停止される。
前文の内容を※注により文章で補足できる。この※注の内容は必須の情報でないことに留意する。
文章を補足する_括弧か※注か.txt · 最終更新: 2024/01/28 22:17 by 127.0.0.1