パラグラフライティングとは文章の構造化
パラグラフ・ライティングとは構造化である
おさらいしよう
パラグラフ・ライティングとはなにか
パラグラフ・ライティングとは、文章を構造化してわかりやすくする書き方だ。
名前から分かるとおり舶来のものだろう。パラグラフとは段落のことで、その中で話題(トピック)、理由(リーズン)、論拠(エビデンス)を展開。その段落を組み合わせることで1つながりの文章とする。
このパラグラフライティングというテクニックについて、海外の学生は書籍「The Element of Style」を用いて学ぶらしい。ググると日本語訳も出てくるので参照すると良い。
なぜ文章を構造化するのか?
構造化はふわっとしたワードである。まずこの言葉は建物の構造のことを言っているのではない。
構造化とは「Structur-ed」で動詞の過去分詞形だ。この動詞の意味は「組織化する,整理する,構造を与える」だ。つまり、組織化され、整理され、構造を与えられたものだ。それは自由に存在するのではなく、一定のルールに基づいて存在する。
フォーマット=形式に則って書かれたものということだ。一定の形式にのって書かれているのには理由がある。
それは書き手と読み手が共通のフォーマットを了解することで、文書を介した情報の遣り取りが効率的に行われるためだ。型にはめて書きやすく、型に沿って読み取りやすい。
学校の英語の文章読解で、最初の段落を読み継いでいくことで、大雑把な流れを把握できる、というテクニックがある。それはこのパラグラフライティングの構造に依拠しているわけ。
というわけで、基本になる技術なのでぜひ学んでみてください。
パラグラフライティングとは文章の構造化.txt · 最終更新: 2024/01/28 22:17 by 127.0.0.1