制作_創作における精選の重要性
制作/創作における精選の重要性
いっぱい書いて、いっぱい捨てる
良い文章を書くコツは、たくさん書いて、たくさん削ることだ。これによって文章を精選する。注意深く見極め、良いものを選び出す。
この手法(メソッド)は、ライティングだけでなく、アイディア出しやイラスト制作など、さまざまな制作・創作で利用されている。
例えばアイディア出しでは、マトリックスやフレームワークを利用して、機械的に数百のアイディアを作成。そこから良いものを選び出してミーティングにかけて決定する。イラスト制作では、ラフ(おおまかな絵)を複数描いて、構図やアングルを確認してから、実際に描いていく。
文章においては、
- 頭の中にある情報を箇条書きする
- 似た情報ごとにまとめる
- 前後を見て、間を埋める情報を書き足す
- 反対や同意の意見を書いて掘り下げる
- テーマ = 主張と関係ない余分な情報を削る
- もっと削れる部分がないか確認する
- 簡潔な表現になっているか音読して確認する
といった手順で、情報を取捨選択できる。
とにかく書き出して、不要なものを削っていくことで精選するわけだ。
制作_創作における精選の重要性.txt · 最終更新: 2024/01/28 22:17 by 127.0.0.1