考えると書くを分ける
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考えると書くを分ける
書き方の本でしばしば言われるのが、「考えながら書くな」ということだ。
これには筆者も大いに同意する。ごく一部の知的に優れた方は例外である。頭に浮かぶまま書き連ねても、論理的に記述できないし、また論述が蛇行してしまう。
だから考えると書くの2つのフェーズに分割すべきだ。前もって考えを巡らせておき、それを書き連ねる。
頭の中の考えは、大抵の場合曖昧であり言語化する必要がある。
それを書くという行為だと思うか? いやいやこれでは明快に書けまい。
絵描きはスケッチを描くことでイメージを明確化する。
同じように書き手もスケッチを書くことで抽象的な思考を言語化できるはず。
つまり本番の「書く」の前に、スケッチで考えをまとめるわけ。
考えると書くを分ける.1684765004.txt.gz · 最終更新: 2024/01/28 22:15 (外部編集)