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職場や現場で優れたドキュメントへの需要が高まっていると感じる。 一方で、プロジェクトのマネージャーはドキュメントにほとんど投資しない。 どうする? 書くか、書かせるか。
時給1500円も払えば、掃いて捨てるほどいるライターの中から適当なものをピックアップできる。新聞や出版から人材が放流されて、巷には書き手が安値で溢れている。
だが選球眼に自信があるか、自問自答してみよう。 上手くコミュニケーションを取れるか。 そいつを管理できるか。
ワォ! ライターを導入するには、考えたくないぐらいに障壁が多い。 自分で書くか? 書けるのか? 書くとかいう創作的行為には、たしか文才とかいうものが必要だったはず。
才能はあったほうがいいが、大抵のスキルと同じように、ある程度のところ――80点くらいまでは、なくても大丈夫だ。
ライティングに、自分の時間を投資してみるか?
ライティングにはいくつかの良い点がある。
- テキストコミュニケーション力が増す
- 考えを言語化するトレーニングになる
- 制作物の身だしなみを整えれる
まぁメリットはあるとして、ライティングを活用するのは難しい。
大抵の人は文章の良し悪しが分からないからだ。したがってあなたがいい感じに書けても、直接的なリターンに繋がりにくい。
これは最初に言った、プロジェクトのマネージャーがドキュメントに投資しないという話と符号している。
だからライティングの技術を長期的に磨いていくためには、内発的(自分の内から生まれる)な理由が必要だろう。 まぁなくてもなんとかなるさ、そのうち見つかるかもしれない。
ついでに、本題に入る前に把握しておいてほしいことを記す。
言葉≒単語:声に出したり書かれたりした意味のある表現の最小単位。
文:単語をくっつけてひとつながりにしたもの
文章:文をまとめたもの。
この3つは頻繁に出てくるので留意して読んで欲しい。