どのフォントを使うか(2)

前回、どのフォントを使うか(1)を書いた。これについていくつか発見があったのでアップデートする。

前回は、以下のフォントがベストだと書いた。

が、これは誤りだった。なぜなら2つの問題があるからだ。

  1. アンダースコア/アンダーバー「_」が、一部のフォントサイズや拡大率で見にくい。
    これはコードやファイル名、アドレスなどを書くときに問題になるだろう。
  2. 英数字の半角と全角の見分けがつかない。
    適当に使う分にはそれでよいかもしれない。別のフォントに変更したときに、不統一が表面化するのでリスクを感じてしまう。

となると、標準的な字体の游ゴシック/明朝を選択するのが安全牌(アンパイ)になる。じゃっかん細めなので、Demibold等を使うべきだろう。

1つ問題なのは、游ゴシック/明朝を図形などの中で使い、「上下中央揃え」にしたとき、上下に正確に配置されない。

これは英字と日本語の親和性を高めるため、フォントの下に空白のある設計になっているためだ。

だから図形の中で正確に配置したい場合は、別のフォントを使う必要がある。