〇〇の☓☓を行う

「〇〇の☓☓を行う」という言い回しは、基本使わない。

例えば、

有給休暇の申請を行う。

と書く人がしばしばいるが、こう書くべきだ。

有給休暇を申請する。

理由は3つある。

1. 原則に反している。
   1. サ変動詞であることを利用した方が短く書ける。
   2. 名詞+行うという文体よりも、動詞であることが明確で読み取りやすい。
2. 目的語の「書類」に助詞「を」を付けて、文意の読み取りを誘導した方が読み取りやすい。

もちろん例外はあって、行うを使って良いケースもある。

例えば「特大プロジェクトの開発・管理を行う。」などの、動詞に加工できず、行うで受けたい場合だ。