====== 文末のあしらい ====== この「あしらい」は、「面倒なお客をあしらう」と同じ意味で、処理するということだ。 たとえば素人は以下のように書きがちで、それをどう玄人は処理していい感じに収めるかというテクニックだ。 > 詳細はこちらで見ることができます。 「ことができます」は冗長な表現であり、以下のように改めるべきではある。 > 詳細はこちらで見れます。 とは言え、これだとなんだかぶっきら棒なため、もう少し角を取りたい。 > 詳細はこちらで確認できます。 といった様に、助詞ではなく動詞そのものを書き換えてしまうとよい。 低レベルな漢字1文字+助詞という形は、口語寄りの表現だからだろうか、あまり文書での表現として収まりが悪い。 例えば、以下のように書き換えできる。 > 行く -> 訪問する/伺う -> 訪問できる > 聞く -> 視聴する/承る -> 視聴できる ※ 拝聴するは硬すぎか > 取る -> 取得する/受け取る -> 取得できる/受け取れる こうした表現の変更には、シソーラス辞書を使うと便利だ。辞書がなくても、検索語に「シソーラス」と加えるだけで、適当なオンライン辞書が出てくるので活用したい。