====== パラグラフライティングを振り返る ====== ドキュメントにおけるパラグラフライティングを色分けして分かりやすく示してみる。 タイトルあるいはコンセプトからスタートし、細かく分解していくところを示したい。 簡略化した例として、カレーの作り方を書いてみる。 [タイトル]カレーの作り方 [リード]かんたんなカレーの作り方を説明する。手順としては、野菜のカット、素材を炒める、仕上げの工程の3つになる。 [材料] * お好みのカレーのルウ * 肉(鳥 or 豚 or 牛) * 人参 * ジャガイモ * 玉ねぎ [1段落目]3つの野菜をカットする。人参は、へたと先端を落とし縦に半分にしたと、乱切りにする。ジャガイモは皮を向き、一口大にカットする。玉ねぎは皮を向き、櫛切りにする。 [2段落目]肉と下ごしらえした野菜を順に炒める。基本的には火の通りにくい物からだ。鍋にサラダ油をひき、肉を炒める。煮込みの工程があるので、肉の火入れに神経質になる必要はない。ある程度火が通ったら、人参、玉ねぎ、ジャガイモの順に炒めていく。 [3段落目]仕上げの工程として、煮込み~ルゥの溶かし入れまでをカバーする。適量の水を注ぎ、ふたをして煮込む(ガス代/電気代を節約するため)。15~20分程度に込んだら、いったん火を止めてルゥを入れる。ある程度解けたら、再び弱火でして煮込んだら出来上がりだ [まとめ]以上の通り、素材をカットし、順番に炒め、煮込むことでカレーを仕上げれる。 例は以上である。 カレーを作る手順について、カット、炒め、煮込みという3つに分解して説明した。さらに細分化することもできる。その場合は、例えば、野菜のカット方法を補足してもいいし、さらに詳細に説明するために階層を掘り進むこともできる。それはケースバイケースである。