助詞_は_の使い方
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助詞_は_の使い方 [2023/07/16 21:46] – 作成 kanrisha | 助詞_は_の使い方 [2024/01/28 22:17] (現在) – 外部編集 127.0.0.1 | ||
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> 佐藤さんは運動が得意だ。 | > 佐藤さんは運動が得意だ。 | ||
- | このケースでは佐藤さんが主語かつ話題の主体だ。そして佐藤さんの話をしている。 | + | このケースでは佐藤さんが主語かつ話題の主体だ。書き手は、佐藤さんの話をしている。 |
> バイオリンは伊藤くんが弾きます。 | > バイオリンは伊藤くんが弾きます。 | ||
- | このケースでは伊藤くんが主語で、バイオリンは話題の主体であり目的語である。そしてバイオリンを誰が弾くかの話をしている。 | + | このケースでは伊藤くんが主語で、バイオリンは話題の主体であり目的語である。バイオリンを誰が弾くかの話をしている。 |
つまり主語と話題の主体はイコールではない。逆に言うと、文章の中から話題の主体を取り出して強調するのが「は」なわけ。 | つまり主語と話題の主体はイコールではない。逆に言うと、文章の中から話題の主体を取り出して強調するのが「は」なわけ。 | ||
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> バイオリンを弾くのは伊藤くんです。 | > バイオリンを弾くのは伊藤くんです。 | ||
- | 書き手には多くの選択肢がある。その中から文脈や読み手、書きたい事を考慮して選択するのだ。 | + | 書き手には多くの選択肢がある。その中から文脈や読み手、書きたい事を考慮して選択する。 |
ちなみに、一文一意、すなわち「ひとつの文でひとつの話をする」という原則がある。これに基づくと、1文には「は」が1回しか出てこない。 | ちなみに、一文一意、すなわち「ひとつの文でひとつの話をする」という原則がある。これに基づくと、1文には「は」が1回しか出てこない。 | ||
- | 意図せず複数の文を繋げた複文を書いてしまい、「は」が2度出てきている文が稀にあるので気をつけたい。 | + | 意図せず複数の文を繋げた複文を書いてしまい、「は」が2度出てくることが稀にあるので気をつけたい。 |
+ | 参考:[[http:// | ||
助詞_は_の使い方.1689511615.txt.gz · 最終更新: 2024/01/28 22:15 (外部編集)